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【保存版】いきなり売らなくていい?「賃貸・活用」も視野に入れた、実家じまいの「完全ロードマップ」と注意点

親が亡くなったり、実家が空き家になったりしたとき、多くの人が最初に直面するのは「悲しみ」や「混乱」です。

 「まずは実家の荷物を片付けないと……」「もう住まないから、売るしかないのかな……」

実は、不動産売却を検討されている方の多くが、動き出す約100日前から「相続手続き」「実家じまい」「何から」といった言葉を検索し始めています。

しかし、焦って「売却」と決めつける必要はありません。 「賃貸に出して家賃収入を得る」 「リフォームして自分や親族が住む」  あるいは、維持費と天秤にかけてやはり「売却する」。

正解は一つではありません。大切なのは、資産状況やご家族の意向に合わせて最適な「出口」を見つけることです。

ただ、どの道を選ぶにしても、避けて通れないのが法的な手続き、大量の荷物の整理、そして税金の計算という、長く険しい道のりです。

今回は、不動産のプロとして、きれいごとではない「実家をどうするか決めるまでのリアルな手順(ロードマップ)」と、「知らないと損するポイント」を包み隠さず解説します。

【第1の壁】手続きの山:活用するにも売るにも必須の「相続」

「貸したい」「売りたい」と思っても、法的な準備が整っていなければ、契約書にハンコを押すことすらできません。まずは土台作りから始まります。

・ 遺言書の確認と「相続人の確定」

何よりも先に「誰がその不動産を引き継ぐ権利があるのか」をはっきりさせる必要があります。 戸籍謄本を集めて相続人を確定し、遺言書がない場合は、相続人全員で話し合って「誰が取得するか」を決め、遺産分割協議書を作成します。

・ 義務化された「相続登記(名義変更)」

2024年4月から、相続登記が義務化されました。 亡くなった親御様の名義のままでは、売却はもちろん、賃貸契約を結ぶことも、建替えのローンを組むこともできません。 司法書士に依頼するなどして、法務局で名義を「相続人(あなた)」に変える必要があります。これを放置すると、10万円以下の過料の対象になるだけでなく、あらゆる活用がストップしてしまいます。

・ 「10ヶ月以内」の相続税申告

相続税の納付には「死亡を知った日の翌日から10ヶ月以内」という厳格な期限があります。 売却代金を納税資金に充てたい場合は、この期限から逆算してスケジュールを組む必要があります。賃貸に残す場合も、納税資金をどう確保するか事前のシミュレーションが不可欠です。
 

【第2の壁】実家じまい:親の「歴史」を片付ける大変さ

売却か賃貸かに関わらず、最も大変なのが物理的な「実家じまい」です。人に貸すにしても、リフォームするにしても、家の中を空っぽにする必要があります。

・ 家財の「3分類」と処分費用

実家には、数十年分の生活用品が詰まっています。これを全て処分するのは、想像以上の肉体労働と精神的負担がかかります。

まずは、
「残すもの」
「処分するもの」
「保留(一時保管)」


の3つに機械的に分けることから始めましょう。 自分たちで少しずつ進めるのも良いですが、大型家具や大量の不用品がある場合は、買取業者や遺品整理業者への依頼も検討すべきです。費用はかかりますが、数ヶ月分の労力を買う価値は十分にあります。

・ 仏壇の「魂抜き」

意外と忘れがちなのが、仏壇や神棚の扱いです。 これらは単なるゴミとして処分するわけにはいきません。お寺に相談して「閉眼供養(魂抜き)」を行うなど、心情的にもしっかりと決別をするプロセスが「実家じまい」には含まれます。

・ 「とりあえず放置」は危険!税金が6倍になるリスク

「活用方法が決まらないから、とりあえず空き家のまま持っておこう」 この判断は非常に危険です。 適切に管理されていない空き家は、自治体から「特定空き家」や「管理不全空き家」に指定される可能性があります。指定されると、固定資産税の住宅用地特例(税金が安くなる制度)が解除され、税額が最大6倍に跳ね上がるリスクがあります。

【第3の壁】お金の話:「売却」か「維持」か?税金と収支の計算

手続きと片付けの目処が立ったら、最後に「どうするのが一番お得か?」を数字で判断します。

・ 売るなら使うべき「3,000万円特別控除」

相続した実家(空き家)を売却する場合、一定要件を満たせば、売却益から最大3,000万円を控除できる特例があります。 この特例を使えば税金がゼロになるケースも多いですが、「売却」した場合に限られます。「賃貸」を選んだ場合はこの控除は使えません。

・ 貸すなら考えるべき「リフォーム費用と利回り」

賃貸に出す場合は、家賃収入が得られますが、初期投資としてリフォーム費用がかかります。また、固定資産税や修繕費も払い続ける必要があります。 「3,000万円控除を使って今現金化する」のと、「将来にわたって家賃を得る」のと、どちらがライフプランに合っているか、冷静なシミュレーションが必要です。

・ どちらにせよ必要な「確定申告」

売却して利益が出た場合も、賃貸で家賃収入を得た場合も、確定申告が必要です。 「申告が必要だと知らなかった」では済まされないため、出口戦略を決める段階で税務サポートまで見据えておくことが大切です。
 

【まとめ】 不動産活用は「チーム戦」です

ここまで読んで、「やることが多すぎて、どうすればいいか選べない……」と思われたかもしれません。 しかし、これら全てを一人で完璧に判断する必要はありません。

大切なのは、最初から「売却」と決めつけず、「相続・片付け・活用(売却/賃貸/住む)・税務」をトータルで比較検討することです。

うるラボでは、物件の査定だけでなく、「賃貸に出した場合の収支」や「売却した場合の手残り」をシミュレーションし、あなたにとってベストな選択肢を一緒に考えます。 信頼できる司法書士や税理士、遺品整理業者とも連携し、ワンストップでサポートします。

「まだ売ると決めたわけじゃないけれど……」 「選択肢を含めて相談したい」

そんな段階で構いません。まずは一度、私たちにご相談ください。専門用語を使わず、わかりやすい言葉で、あなたに最適なロードマップをご提案します。

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